部屋の環境の気くばり
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寝室 |
1.安静と団らんのバランスを考えて。 |
お年寄りは、ちょっとした騒音も気になるものです。また、家族の声が聞けないと寂しく感じる方もいます。お家の構造や介護を受ける方の気持ちに合わせ、安静と団らんのバランスを考えた環境に配慮しましょう。 |
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2.トイレからあまり遠くならない所に。 |
歩く速さも遅くなっていますので、トイレに近いお部屋を。また、災害時の安全なども考え、できれば1階の入口近くのお部屋が良いでしょう。 |
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3.開放感のある部屋を。 |
お年よりは視力が衰え、視野も狭くなっています。また、気持ちもふさぎ気味になります。お部屋の陽当たりや照明は、なるべく明るくしましょう。四季の移り変わりが感じられれば、なおさら良いでしょう。 |
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4.プライバシーも大切に。 |
専用の部屋がとれない場合は、カーテンや衝立てなどでプライバシーを守れる工夫をしてあげましょう。 |
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お部屋の 温度調節 |
年齢を重ねると体温調節機能や抵抗力が弱まるので、かぜをひきやすくなります。急激な室温の変化には注意しましょう。 |
1.室温の目やすは・・・・ |
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夏は25〜28℃前後 |
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冬は18〜22℃前後 |
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2.湿度の目やすは・・・・ |
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60%前後 |
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寝たきりの方のいる部屋は、どうしてもしめきりがちです。きれいな空気を保つため、「1時間に1回、1分間」を目やすに換気を心掛けましよう。
においもこもりにくくなります。 |
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3.寒い時は暖房の調節の他に、体を温める工夫をしましょう。 |
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寝る前に布団を温めましょう。 |
手浴、足浴などで手足を温めましょう。 |
胃にもたれない、体の温まるものを少量食べさせましょう。 |
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