岡山三誠＊Ｑ＆Ａ　トイレはいつまでも自分で

Ｑ＆Ａ　　トイレ( といれ )はいつまでも自分( じぶん )で。
介護( かいご )される身( み )になったら、一番心配( いちばんしんぱい )になるのがトイレ( といれ )。出( で )きる限( かぎ )り自分( じぶん )で処理( しょり )できるように、いろいろな道具( どうぐ )や装置( そうち )を試( ため )してみましょう。
困( こま )っているのは何( なに )ですか？
●和式( わしき )トイレ( といれ )でしゃがむのが辛( つら )いです。
和式( わしき )トイレ( といれ )に長年( ながねん )慣( な )れていても、年齢( ねんれい )とともに膝( ひざ )にかかる負担( ふたん )が辛( つら )くなってきます。早( はや )めに様式( ようしき )トイレ( といれ )に変( か )えておくのが賢明( けんめい )。工事不要( こうじふよう )の方法( ほうほう )もあります。

●　いったん座( すわ )ると立( た )ち上( あ )がりが大変( たいへん )。
トイレ( といれ )の壁面( へきめん )に手( て )すりをつけると、立( た )ち上( あ )がりがらくになります。横壁( よこかべ )につける場合( ばあい )はL字型( えるじがた )を。前面( ぜんめん )の壁( かべ )につけるのも効果的( こうかてき )です。また、電動昇降便座( でんどうしょうこうべんざ )も役( やく )に立( た )ちます。

●　ベッド( べっど )の生活( せいかつ )だけど、おむつは避( さ )けたくて。
ベッドサイド( べっどさいど )にポータブルトイレ( ぽーたぶるといれ )を置( お )いてみませんか。白( しろ )いトイレ( といれ )に抵抗感( ていこうかん )がある場合( ばあい )は、椅子( いす )のように見( み )える木目調( もくめちょう )もあります。使( つか )う場合( ばあい )は身体状況( しんたいじょうきょう )に合( あ )わせて。


●　排泄( はいせつ )の介助( かいじょ )は、においが苦手( にがて )で。
今( いま )、におい対策( たいさく )の商品( しょうひん )は大変改良( たいへんかいりょう )され、優( すぐ )れたものがたくさんあります。消臭剤( しょうしゅうざい )をはじめ特殊( とくしゅ )な手袋( てぶくろ )、マスク( ますく )などなど。どんどん試( ため )して、楽( らく )な方法( ほうほう )を見( み )つけて。